潮州 お茶を尋ねる旅へ
忙しくて帰省せず、中国茶藝館カメリアも1年以上開館せず、気づけばこのブログも1年以上更新されず。
このままではいけない!
とようやく思い立ちました。
これからお茶に関しての記事はこちらでUPし、中国生活を記録しているアメブロにリンクしようと思います。
本当はこのウェブサイトの存在を忘れていて・・・
潮州からの旅の帰り、中国茶藝館カメリアのシールの画像をみたらここのURLが記されていて思い出したのでした。
さてさて。
中国茶を初めて飲む方におススメすることが多いのが鳳凰単叢。ダンツォンと呼ばれる、広東省潮州が産地の烏龍茶です。
ぱっと見難しそうな名前ですが、中国茶の名前から読み取れる情報はたくさんあります。
例えば鳳凰単叢だと潮州の「鳳凰山」で生産され、単叢とは「1本の木」という意味。
なぜ「1本の木」という名前なのか?
この鳳凰単叢は1本の木ごとに香りが違う。と言われるほど香りの種類が豊富なのですが、それだけではなかった!
潮州でのお茶を尋ねるこの旅にて「1本の木」という意味である単叢、この2文字から香りや味だけではない、本当に沢山のことを学びました。
3月初め。
茶藝の先輩方と合流して、広州東駅から潮汕向かいます。
所要時間は3時間ほど、一度深センを経由するので一旦南下してから北へ上る模様。
広州東駅を使うのは初めてだったのでなんだか旅の気分が盛り上がりました。
潮汕駅の出口すぐにスターバックスの何やら怪しげな看板が!
どうやらニセモノ。
小中学生の頃からスタバのご当地マグカップを集めているので旅先ではまずスタバを探します。
スタバの無い場所には行きたくない。
潮州は猫の街!
お店ごとに、と言っても過言ではないほど猫がいました。
ホテルのチェックインを終えたらお寺へ。
旅の安全と健康を祈ります。
この度がとてもスムーズに、素晴らしいものになったのは一番最初にお寺でお参りしたからかしら?
オールド上海のような雰囲気のお茶館へ。
30分に1度ショーが行われる、美味しいお茶を楽しむというよりはお茶を飲みつつお菓子を食べつつショーを観ながらちょっと一休み。に向いているお茶館でした。
粤劇、広東語なのでちんぷんかんぷん。
お隣に字幕が出ますがそれもよく分からず・・・。
茶器と茶葉、お茶菓子がセットです。
久しぶりに食べる向日葵の種は美味。
かりんとうのようなお茶菓子も美味しかったです。こうやって外でお茶菓子を食べると、自分のお茶席に取り入れたいお茶菓子に出会えるのでバリエーションが豊かになる絶好の機会。
中国茶席ではお茶菓子はある程度お茶を飲んでからお茶酔いを避けるために食べるような位置になります。お茶の香りと混ざるため、最初に出すのは避けましょう。
とってもラッキーだったのは、いつもはやっていないという潮州工夫茶の茶藝表演が間近で見れたこと!
中国茶教室で習ったものともまた違い、指使いや姿勢などとても勉強になりました。
初日は少し観光。
観光名所の橋と共に。
パンヤ(木綿の花)のシーズンです。
この大振りで豪快なお花が大好き!
綿を出すようになると汚れるので嫌だけれど。
チーズストロベリーティーで休憩。
喜茶や奈雪の茶のレベルの高さを感じました。
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